開業届を出してきました

先日、個人事業主の開業届を出してきました。
この記事の目次
開業届とは?
正式には「個人事業の開業・廃業等届出書」といいます。
税務署に対して「個人で仕事を始めます」と知らせるためのものです。
<開業届の基本情報>
・国税庁「個人事業の開業届出・廃業届出等手続」
・開業freee「開業届とは?知っておきたい6つの基本知識」
・クラウドワークス「フリーランスの第一歩! 知っていて損はない「開業届」のあれこれ」
開業届は出しても出さなくてもいいようなものらしいのですが、確定申告で青色申告をする場合は、開業届も必須です。私は青色申告に挑戦したかったので、「開業届」と「青色申告承認申請書」を出すことにしました。
開業届はどうやって用意するの?
書類は無料サービスの「開業freee」で作成しました。超絶簡単でした(笑)。
freeeのアカウントを作成
↓
必要なことを入力
↓
できあがったPDFをダウンロードして、印刷
↓
提出する日付・マイナンバーを手書きで書いて、ハンコを押す
以上!簡単。書く内容が決まっていれば誰でもすぐにできると思います。
しかも私に必要な「開業届」「青色申告承認申請書」が両方作成されます。ありがたい。
税務署に提出しに行った
提出は「直接税務署に持っていく」「郵送する」どちらでもOKです。私は税務署に行ったことがなかったので、どんなところか見てみたくて、直接持っていきました。
(※提出先になるのは納税地の所轄税務署です。開業freeeを使っていれば、自動で「多分ここでしょ?」と教えてくれます。使っていない場合は、国税庁の検索ページで自分で調べましょう。)
さて、初めて行った担当の税務署。
第一印象は……ふ、古い。(^^; 建物や室内の設備(ソファ、掲示板、窓口の仕切りなど)が古い。しかも狭い。市役所はもっとピカピカだったけどなあ…。
市役所や銀行なんかによくいる受付を案内してくれるスタッフさんもおらず、番号が書かれた紙を取る機械は端っこに置いてあるけど「まずこれを取ってください」的な案内がどこにもなく、まごまごする私。後ろに人が来たので、とりあえず紙を取ったら、それで正解だったようでした。導線わかりにく…。全体的に「昔ながらのお役所」という感じでした。
そしてもうひとつの印象、案外みんな普通。職員さんも来ている人も、案外普通。みんな普通。
当たり前ですが、税務署の職員さんはべつに鬼じゃないです。人です。偉そうにふんぞり返っている人ばかりでもないです。少なくとも窓口には20~40代くらいの男性&女性職員さんたちがいて、みなさん忙しそうな中でも丁寧に対応していました。ちょっとほっとしました。(高飛車に書類突き返されたり冷たい態度取られたりするイメージがあったので。←ごめんなさい)
肝心の書類提出はというと……
\1分で終了/
少し混んでいたので自分の番が来るまで待ちましたが、提出自体は1分で終わりました。
職員さん「提出ですね。(書類をチェックしながら)全部書いてありますね」
私「あの、開業日から1ヵ月以上過ぎてしまったんですが、いいですか」
職員さん「基本的には開業届は1ヵ月以内に出していただきたいですが、ペナルティは無いですし、かまいませんよ。マイナンバーを確認できるものをお持ちですか」
マイナンバーを確認したあと、ポンポンと受付印を押して、控え分を返してくれる。
職員さん「はい、これで終了です。お疲れさまでした」
1分もかかっていないかも…。
開業freeeと税務署の職員さんのおかげで、スムーズに開業届を出せました。帰りは満開の桜並木を見ながら、晴れ晴れとした気分で帰ることができました。
※注
・開業届 … 開業日から1ヵ月以内に提出
・青色申告承認申請書 … 開業日から2ヵ月以内に提出
という決まりになっています。
書類を出したことで「フリーランスで仕事していくんだ」という自覚ができたように思います。今までフリーで仕事をしようと思いつつも、派遣やバイトをしようかとか、もう一度会社員として就職しようかとか、いろんな選択肢が頭をよぎっていまいち覚悟が決まっていませんでした。でも、これでようやく腹をくくれた気がします。
これから頑張るぞ。