最初に結論。
JavaScriptの「let」は、英単語の「let」でした。
前回のブログで「デザイン減らします」と書いた通り、今後は「デザイナー経験もあるフロントエンドエンジニア」くらいのポジションを目指していこうと思っています。そんなわけで現在鋭意勉強中です。
まずはJavaScriptから取りかかっているのですが、ふと気になることが。
変数の「let」って何ですかね???
何でlet?てかletって何?
「var」はわかるんですよ。そのまま、variable = 変数、可変のもの の略ですよね。
「const」も、constant = 定数、不変のもの の略。
じゃあletって何???
根が文系なもので、言葉の意味や由来がわりと気になるタイプなので、調べました。
MDN web docsの「let」のページで、名前の由来として紹介されていたのが、stack overflowのこちらのページ。
▼一番評価の高い回答
Let is a mathematical statement that was adopted by early programming languages like Scheme and Basic. (中略)JavaScript has had var from the beginning, so they just needed another keyword, and just borrowed from dozens of other languages that use let already as a traditional keyword as close to var as possible, although in JavaScript let creates block scope local variable instead.
▼意訳
「let」は初期のプログラミング言語で採用されていた数学用語。JavaScriptで「var」以外の単語が必要になった際に、他の多くのプログラミング言語が「var」と似た意味で「let」を使っていたので、借りてきた。
それともうひとつ、こちらのteratailの質問。
▼回答より抜粋
letは単なる英単語の「let」で、数学において利用される「…をxとする」という動詞だと思います。
つまり、おおもとは英語の数学表現として使われるletで、それがプログラミング言語にも使われて、JavaScriptが2015年にES6になった時に変数の書き方として採用された、という流れですかね。
ちなみに英語の数学表現としてのletというのは、
x, y, zをそれぞれ 2, 3, 5 としてみよう. – 研究社 新和英中辞典
という使い方のようです。ああ、なるほど。JavaScriptで「let A = B;」と書いたら、「変数AをBとする」「変数AにBを代入する」っていう意味になるもんね。似てる。
というわけで、JavaScriptのletは英単語のlet、らしかったです。おわり。